7月の宇宙クイズ

巨大惑星・土星の北極付近には、六角形の雲の模様が存在しているよ。

六角形は土星の自転に合わせて回転しているけど、発見当初からずっと六角形を保っていて不思議なんだ !

なんだか長生灸の台紙にそっくりだ。

ではこの土星の六角形の一辺の大きさはどれくらい?

 


正解は「地球の直径より大きい!(約14500km)」

 

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長生灸の形をした雲

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弊社の台座灸ブランドである「長生灸」は六角形の形状の台座を使用しています。

この六角形は、長生灸をお使いの方にとっては非常に見慣れた形であるかと思いますが、

なんと、宇宙にはまるでこの長生灸のような形の雲が浮かんでいる惑星があるのだといいます。

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その惑星は「土星」。

実際に土星の北極付近の雲の様子を撮影した画像を見てみましょう。

(出展:ウィキペディア「土星の六角形」

確かに六角形の模様がはっきりと浮かび上がっています。

写真で見るとなんだか可愛らしい印象すら抱くこの模様ですが、

実は1辺の長さが約14,500km(!!)もあり、地球の直径よりも大きいのだとか。

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そんな超巨大な六角形ですが、この正体は一体何なのでしょうか。

初めてこの六角形が発見されたのは1981年NASAが太陽系外調査計画として立ち上げたボイジャー計画の時。

それ以来、なぜこんな形が生まれるのかなど約30年にわたって正体は謎に包まれてきましたが、

近年様々な研究が発表されています。

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現在主流となっている仮説は、土星の大気が発生させるジェット気流であるという説。

実は金星は水素96%、ヘリウム3%、その他メタンやアンモニアを含んだ大気で全体をおおわれています。

この大気は最も速いもので、なんと時速1800kmという猛スピードで土星の上層を駆け巡っています。

こうした気流の中で、気流と気流の間の速度に大きな差ができる場所で様々な条件が整うと、

このような不思議な六角形の雲が形成されるようです。

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発見当初からずっとこの形状を保ち続ける不思議な六角形の雲。

見れば見るほど台座灸の形にそっくりなので、今まで遥か遠い存在でしかなかった土星という惑星に

なんだか親近感がわいてくるような気がします。
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もぐさん

 

参考ページ

 

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